凡人営業マン日記。~トップ営業マンへの道のり~

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まとめ”ビジネス大学30分 仮説思考”

こんばんは。

今日は先日読み終えた

”仮説思考”という本のサマリーを書かせていただきます!

まず全体像をお話しすると、

この本では

 

①”仮説思考とは何なのかを教える”

②”仮説思考はどうやって構築するのかを教える”

③”どうやってその仮説が正しいのかを確かめる方法を教える”

 

 

という三点がメインで書かれています。

 

 

①のまず仮説思考とは何かというと、

 
”現在入手できる情報から最もありそうな仮の結論を出すこと”であり、

ここでの注意点は仮説は検証可能であるように具体的かつ文章で表せる状態になっていることです。

 

②そのような仮説を構築するためには三つの手段があり、

その三つの手段とは”直感”・”経験”・”論理”です。

筆者は、三つを組み合わせることが必要だと考えています。
それぞれの特徴として、

・直感による仮説はその言葉通り、直感を仮説にしてしまうこと。印象などの意味のない情報で終わりやすいものを、仮説としてとらえる。難度は低いが、仮説の精度も低い。

・経験による仮説は自分の過去の経験から、仮説を立てること。直感よりも精度は高いが、自分の過去のバイアスがかかってしまうことから精度を失うことがある。

・論理による仮説構築は根拠から結論まで筋道立てて仮説を導き出すこと。最も精度が高い。

ということです。
注意すべき点としては、仮説を構築する際の起点となる情報が誤っていると仮設そのものがずれるので、
”意見”ではなく、”事実”になっているかということを判断しなければなりません。

 

実際に構築する手段としては、ロジックツリーと3C・5フォース・SWOTなどのフレームワークを活用し、

MECEで情報を分解することが必要です。


③の仮説の検証では、仮説の正否を確かめるために、情報収集や情報分析行い、客観的な判断材料で検証していく必要があります。

そしてその仮説が間違っていた場合は、すぐさまに②に戻って、仮説の構築⇒検証をしなおすことで、精度の高い仮説が出来上がっていきます。

 


注意すべき点は、判断材料は意見ではなく事実であること、仮説の正否を出すためには検証するまでの実行期間が必要であること、何の目的で検証をしているのかを明確にすることであり、
実施(=その仮説に本腰を入れて実行をする)前に、実験(=工場でいう1万個のうち1000個で仮説を試す)も、経営面で大きなリスクをこうむらないようにするためには必要だと述べていました。



この本では、今僕がサマリーで表現しているのは、より具体的にはどういうことなのかということを、ケーススタディを使ってわかりやすく解説をしています。

 

 

以上がこの本のサマリーになるのですが、
初めのとっかかりで”仮説思考ってそもそもなんだったっけ”という僕含めた初心者には価値がある本だと思いますが、

ある程度熟練者の方からとったら、当たり前の理論だけを述べるな!というご意見が出ると感じました。

 

仮説検証の具体策まで用意されているのですが、

比較的、解決策には大きい会社での事例が多いので、

取り入れる情報を選択し、、その選択した情報に対して集中してびずインプットするべきことがこの本を読むコツです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。