小説への挑戦 第二弾
こんばんは。
今回はタイトルにもあるように、
二冊目の小説をようやく読み切りましたので、
その話を。
今回読んだのは、
かの有名な東野圭吾の、「夢幻花」です。
まぁこの前まで小説に興味が全くなかったので、
かの有名、かどうかも知りませんでしたが。笑
有名な本なので皆さんご存知かもしれませんが、
内容をざっくりいうと、
殺人事件と、黄色いアサガオ(=夢幻花)の関係を、
過去に闇を抱える大学生の主人公とヒロインが、
各個人の目的のために、
様々な人間関係をたどって推論を繰り返しながら、事件の真相と花の謎の解明に近づいていくような
ミステリー小説になるのですが、
人間関係が複雑で詳細に設定されている、且つ伏線がびっしり引かれていて、
読んでいく内に、「あぁ、あの時の描写はこういうことだったのか!!」と気づきながら読めるので非常に面白い内容になっています。
また、ミステリー小説を読んでみて、
コミュニケーションをする際の、非常に良い勉強になるなと感じています。
そのように感じる点として、
・シーンが飛び飛びするので、頭の中で時系列情報を整理しながら文章を読む力を養うことができる
・出現キャラクターが多いので、頭の中で人間関係の情報を整理しながら文章を読む力を養うことができる
・作者はなんでこの描写をここで書いているんだろう?と考える力を養うことができる
・キャラクターはなんでこの発言をしているんだろう?と考える力を養うことができる
・キャラクター同士の駆け引きの中で、発言からキャラクターの意図を読み解く力を養うことができる
・描写をイメージする力を養うことができる
・どのようにすれば、具体的に読み手がイメージできるのか、作者の文章から学ぶことができる
・ボキャブラリーが増える
などと感じています。
しかも、勉強になるだけではなくて、本の内容自体非常に面白いので、
楽しみながら学ぶことができます。
小説を読んでみれば?と言われたときには、僕のコミュニケーションの改善に勉強になるか、小説を読んだことがほとんどないので正直言うと半信半疑の面はあったのですが、
非常に良い勉強になっています。
進めて下さった上司に、改めてお礼を申し上げたいです。
今回も、本当にありがとうございました。
次は、再び東野圭吾の、
「祈りの幕が下りる時」を読んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。