「信頼」とは何か
こんばんは。
突然の雨が降り、未だに梅雨のようですね。
この時期だと気温が高いので、雨が降るとじめじめして非常に苦しいです。
早く梅雨が明けてくれることを祈っています。
今日後輩から就職活動の話されたのでその話を。
後輩は三菱UFJ信託銀行を受けるために、その説明会に行きました。
そこで「どんな人を採用するんですか?」という質問に対して、
「弊社は学校の成績で採用はしずに、人間性しか見ない。信頼できる人を採用する。」と言われたようです。
後輩は、人事部の社員に、「信頼できる人の定義とは何ですか?」と聞いたところ、「自分の弱みを理解していて、その弱みに向かって立ち向かっている人だ。」と言われたそうです。
僕の中でしっくりこなかったので
そもそも「信頼」とは何なのか?
を調べてみようと思いました。
信頼:信じてたよること。たよりにできるとして信ずること。また、その気持ち。
ちなみに「信用」とは違う意味になります。
信用:信じて用いること。それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。
信用はそれまでの行動や実績ありき、という意味が取れます。
僕は、「自分の弱みを理解していて、その弱みに向かって立ち向かっている人。」は「信頼できる人」というよりも、「自己成長しようと頑張っている人。」だと思うので、
「信頼できる人」とかかっこつけて言わずに初めから、「自分の弱みを理解していて、その弱みに向かって立ち向かっている人。」といえばいいのに…と思いました。
質問しなかった学生はみんな頭の中「???」のまんまわかった気になって帰ることになってしまっているでしょう。
ただ、そもそも相手を信頼できるかどうかは人それぞれ別個の基準があると思います。
もしかしたらその人事部の社員にとっては、「自分の弱みを理解していて、その弱みに向かって立ち向かっている人。」は「信頼できる人」だったのかもしれません。
また何においての「信頼」なのかもシチュエーションによっても変わってきます。
プライベートにおいて何でも相談できる友達としての信頼なのか、
仕事において責任を持たせることができる上司と部下の信頼なのか、
困ったときに助けてくれる恋人としての信頼なのか。
上記三つにおいて「信頼できる」と思うことができる条件を満たす項目が同じとは思えません。
じゃあ「営業として受注までのフローおいて、信頼できる」とは何なのか?
おそらくお客様によって変わるでしょう。
自分のことを赤裸々に話してくれる人を信頼できると思うのか、戦略に具体性がある人を信頼できると思うのか、時間を守ったり実績があったりから来る信用がないと信頼しないと思うのか、バラバラなはずです。
全ての条件をリストアップすることは不可能ですが、
一般的な項目は見つけ出すことができるはずです。
例えば、当たり前のことも含まれますが
・どんな会社なのか詳細にわかる
・僕がどんな人なのか詳細にわかる
・自分をだまして物を売りつけようとしている人ではないとわかる
-今のHPの悪いところだけじゃなくて良いところも見つけてくれる
-嘘をつかない、良いことばかり言わない
・自分のことを親身に考えてくれるとわかる
-WEBのこと以外の問題も見てくれる
-困っていることの相談に利益の話を抜きにして乗ってくれる
・提案での戦略が具体的でイメージできる
-いまから何が起きそうなのか把握できる、良い未来がイメージできる
などが考えられます。
これらの項目を商談時に抜かりなく行うことを心掛けていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。